沖縄で体験ダイビングやってみて後悔した話【不安ならやめた方がいい】

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私は夫婦で沖縄旅行に行った際、体験のボートダイビングに初挑戦しました。

昔、水泳習ってたし、大丈夫だろう!と思っていたのです。
25mプールをクロールで往復できるくらいだし、カナヅチではないだろうと。




結果、全然違いました。

ボートダイビング、想像以上に怖かったです。

「体験ダイビング」と検索すると、良かった部分にスポットライトが当たりがちですが、

申し込んで後悔した話も参考にして頂ければと思います。

特に、以下に当てはまる方は、ボートダイビングはやめておくことをオススメします。

  • 船酔いしやすい方
  • 陸にいる現時点で既に、「やってみたいけどちょっと怖い」と感じている方

せめてビーチダイビング、もしくはシュノーケリングなど他のアクティビティの方が楽しめると思います!体験してみて、そう感じた理由を説明していきます。


体験ボートダイビングをやってみて、後悔した理由

・ボートで船酔いする
・水深が深いところに飛び込むの、結構怖い
・波が想像以上に強く、マスクに水が入ってパニック



私が体験ダイビングを行ったのは、沖縄本島にあるダイビングショップです。
当日は朝から小雨が降りそうな曇り空で、風もそこそこ強かったですが、悪天候という程ではなかったです。

後悔した理由①:ボートで船酔いする

ボートの体験ダイビングだったので、ボートが集まる小さな港が集合場所でした。
そこからボートに乗ってサンゴ礁のスポットへ移動します。

このサンゴ礁のスポットに到着するまで、ボートの移動時間が割と長いです。

港からダイビングスポットまで、10~15分くらいでした。
文字で見ると大したことなさそう、と思うのですが、体感は結構長く感じて、この間に船酔いしました…。

観光船のような大きい船と違い、ボートは結構波で揺れます。

私は普段、車や飛行機で乗り物酔いしなかったので、大丈夫かと思っていましたが、ダメでしたね…。

海上よりも、海の中の方が波揺れが少ないので、潜ってしまえば酔わないよ!と聞きますが、何かしら乗り物酔いしたことある方は、ボートダイビングよりもビーチの方が良いと思います。




後悔した理由②:水深が深いところに飛び込むの、結構怖い

スポットに到着して背中から海に向かって倒れ込むようにダイブします。

ボートのヘリに座って、後ろ向きに入水する感じです。


立ち上がると揺れやすい比較的小型ボートで、この方法を取ることが多いそうです。また、タンクや器材が重いため(重さは諸々合わせて20kgくらい)、船をまたぐよりも楽、という理由もあります。



ダイビングスポットの水深はだいたい5mくらいでした。

これは私が行ったダイビングショップだけではなく、体験のボートダイビングでは水深5m前後の場所へ行くことが多いそうです。

・水深5~6mくらいにサンゴや魚が多いこと
・太陽光も差し込む程度の深さのため、写真映えする
・すぐに水面に上がってこれる深さ

これらの理由で、水深5m前後のダイビングスポットが中心となっています。

ちなみに、学校にあるような25mプールの水深は1.3mぐらい
水深5mだと、それの4倍くらいの深さです。

実際に体験してみると、これが結構怖い。

深さ5mといえば、2階建ての家から地面までの高さぐらいです。

そのぐらい深さがある海に向かって、20kgの重さがある器材を背負って、後ろ向きに倒れるように飛び込みます。

後悔した理由③:波が想像以上に強く、マスクに水が入ってパニック

どうしてもビーチの波の強さをイメージしてしまうのですが、ボートで沖に出るともっと波が強くなります。

海は遮蔽物がないため、基本的に風は強い。

ダイビング広告で目にする、穏やかな海で楽しく潜る、というイメージとはギャップがありました。

ボートに梯子やロープが付いていて、海に入ったらまずそのロープを掴みながら呼吸に慣れていくのですが、その時点で頭にすっぽり波が被さってきます。


そして、慌てるのが目と鼻を覆うマスクに海水が入ってくること。


マスククリアという方法で海水をマスクの外に出すのですが、これを波が押し寄せる中で行います。

マスククリアのやり方

  1. マスクのフレーム上部を斜め下方向に押し付ける
  2. 口から息を吸って、鼻から息を3秒ほどかけて長く吐く
  3. 水が残っていたら、斜め上を見上げて鼻から息を吐く

ダイビングでの呼吸は、口で吸って口で吐く「口呼吸」が基本になります。

でも普段の生活は鼻呼吸です。

マスクに水が入って、つい鼻呼吸してしまい、海水を吸ってしまうなんてこともあります。

私もこれでパニックになりました。

マスククリアも事前に説明を受けるのですが、いざ海水が入ると溺れるかも!と焦ってしまい、なかなか落ち着いて息を吐けないのです。

体験ダイビングでギブアップした人ってどのくらい?

私が参加した体験のボートダイビングは、ペア6組にそれぞれインストラクターが専属で付いてくれるものでした。

体験者は12人、そのうち途中でギブアップした方は私を含め3人いました。


体験ダイビングをやってみて、楽しめる方が大半かと思いますが、海が怖いと感じてギブアップする方もそれなりにいます。

特に、不安を感じやすい方はボートダイビングではなく、ビーチエントリーのダイビングプランや、別のアクティビティをオススメします。

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