ヨーロッパへ旅行するとき、現金はいくら持っていく?

海外旅行
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海外旅行に行くときに悩むことの1つが、現金はいくら持っていくか。

旅行で何にどれくらいお金を使うかは人それぞれのため、正解がないからこそ悩みますよね。

これまで8つの国・地域に行ったことがある筆者が、旅行する時にどのくらいの現地通貨を持って行っているかご紹介します!


具体例があった方が分かりやすいと思いますので、今回は3泊5日でパリ旅行に行く想定で見ていきましょう。




先に結論を書いてしまうと、一日あたり100ユーロくらい、滞在する3日間合わせて300ユーロくらいが目安になるかと思います!

私だったら、日本で事前に200ユーロ両替しておき、入場料や交通費をクレジット決済するかなと思います。


なお、航空券と宿泊費は事前に予約する際にクレジット決済される方が多いと思いますので、今回は割愛します。



パリの滞在費はどのくらい掛かるの?~外食編~

パリの物価は、外食が日本の倍くらい、交通費や入場料は少しリーズナブル、とイメージして頂ければと思います。

例えば、マクドナルドのビックマックを比較すると、フランスではセットメニューで8.6ユーロとなります。現在のレートは170.39円のため、日本円にすると1,465円。日本で購入すると750円ですから、2倍くらい高いです。



ざっくりではありますが、日本の観光地の飲食店での価格を倍にしてユーロに換算すると、いくら掛かりそうか目安になります。ざっと試算すると1日50ユーロくらい外食代が掛かりそう、ということが分かります。

夕食にお酒を注文したり、高級店に入るともちろんさらに予算が上がります。

朝食やカフェ軽食ランチディナー
日本1,000円1,500円2,000円~
パリ2,000円
(11ユーロ)
3,000円
(17ユーロ)
4,000円~
(23ユーロ~)



パリの滞在費はどのくらい掛かるの?~入場料編~

パリの人気観光スポットの入場料をまとめてみました。

大体20ユーロくらいなことが分かります。

観光スポット入場料(大人ひとり)
エッフェル塔リフト券
18.80ユーロ
ヴェルサイユ宮殿22ユーロ
ルーヴル美術館22ユーロ
オルセー美術館16ユーロ
凱旋門13ユーロ


午前中に1か所、午後にもう1か所、観光すると想定すると、入場料は1日40ユーロくらい掛かりそうです。
もっとたくさん巡るぞ!!という方は、さらに予算を上乗せしましょう。



パリの滞在費はどのくらい掛かるの?~交通費編~

パリは公共交通機関が充実しており、メトロ(地下鉄)・路線バス、トラム(路面電車)、RER(高速郊外鉄道)は「Ticket t+」という共通の乗車券を利用することができます。

1回の乗車券は料金2.15ユーロで、10回分の回数券「Carnet」は17.35ユーロと、さらにお得になります。なお、現在はペーパーレス化のため、紙の回数券ではなく非接触型カードの「Navigo Easy(ナヴィゴ・イージー)」が導入されています。日本のPasmoみたいなものですね。

パリの公共交通機関は、ゾーン1~6まで区分けされており、ゾーンによって運賃が変わります。メトロはパリ市内のゾーン1内で運航しているため、一律2.15ユーロです。

引用元:Paris map

注意が必要なのは、パリ郊外へ移動する時。

パリ郊外にも運航している「RER(高速郊外鉄道)」に乗って、シャルル・ド・ゴール空港やディズニーランド・リゾート・パリへ移動すると、ゾーン1からゾーン5への移動となり、金額も上がります。

日本のように乗り越して精算はできず、目的地までの切符がなければ罰金となってしまうため、事前に調べておきましょう!


ゾーン1~2で使える1日乗り放題チケットもあり、料金は8.65ユーロです。

このことから、1日あたり交通費は10ユーロ掛からないぐらいかな、と見積もることができます。


滞在費を抑える方法:現地スーパーを活用する

ここまで現地の滞在費用がどのくらいになりそうか、見てきましたが、円高だし出来るだけ安く抑えたいですよね。

そんな時にオススメしたいのが、現地のスーパーを活用すること!

・見ているだけでも楽しい
・おみやげ屋さんよりもお菓子など安く買える
・朝食用にパンや総菜を買ってホテルで食べるのもアリ


特に、職場や友人へのおみやげ用に、現地スーパーでお菓子を買うのがオススメです。

おみやげ屋さんと全く同じ商品が、スーパーで安く売っていることもあります。


海外旅行の時はクレジットと現地通貨、どっちが良い?

私はクレジットと現地通貨、両方持っていくようにしています。

クレジットは万が一盗難に合っても保険が利くというメリットがあるため、メインで使っていきたいところですが、お店によっては使えなかったりします。


あと、お会計にたくさん人が並んでいる時とか、サッと支払いたい時は現金の方が気楽かな~と思います。クレジットで支払う時ってちょっと緊張するので…。

ユーロのようなメジャーな通貨は日本で事前に両替した方が、手数料の面からお得です!

わざわざ銀行や金券ショップに行って外貨両替するよりも、webの外貨両替サービスの方が楽だし、レートも良いため、私も旅行前に利用しています。



まとめ:パリに旅行する場合、1日あたり100ユーロくらいが目安

今回はパリを例に、いくらぐらい現金があった方が良いか見ていきました。

他の国だと物価も違ってきますので、外食・観光地の入場料・交通費がそれぞれどのくらい掛かるのか調べるだけでも、目安になります!

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