ヨーロッパへの旅行は移動時間が掛かり、日数も多くなりがち。
どんなスーツケースを選ぶのがベストか、悩みますよね。
オススメしたいのが、スーツケースをレンタルしてくれるサービス!
スーツケースって頻繁に使う訳でもないのに、幅取るんですよね…。
海外旅行に行った当時はこのレンタルサービスの存在を知らなくて、使えば良かった~!と思ったので、のちほど詳しくご紹介します!
それではヨーロッパへ旅行する際、どんなスーツケースを選ぶと良いか、ポイントを解説していきます!
選ぶポイント①:大きさは65Lから80Lがオススメ
スーツケースは大小様々なサイズがありますが、1泊あたり約10Lの容量が目安とされています。
ヨーロッパへ旅行するとなると、移動時間が掛かるため、7日間ぐらいの日数が多いかと思います。70L前後が目安となります。
それなら余裕を持ってもっと大きいサイズはどうなの?
90L以上の大きいサイズはあまりオススメしません。
というのも、ヨーロッパは道路が石畳になっていたり、駅やホテルにエスカレーターが付いていなかったり、日本よりもスーツケースを持ち歩きにくいです。
古い建築物をそのまま活かした街づくりになっているため、階段で移動もしばしば。
あまり大きいと持ち上げるのが大変になってしまうため、荷物を少なくして80Lくらいに容量を抑えた方が良いと思います。
スーツケースのサイズは、飛行機の手荷物制限よりも小さくする
航空会社に預けることができる荷物には、重さ・サイズ・個数に制限があります。
航空会社によっても違いますが、国際標準では、三辺の合計(縦・横・奥行)が158cm以内となります。
ANAの場合を見ると、エコノミークラスだと荷物のサイズは3辺の合計が158cm以内で、重量は1個あたり23kg50ポンドまで、個数は2個まで、と制限があります。
サイズ超過した場合は、目的地がヨーロッパのケースですと、超過手荷物料金20,000円を支払うことになります。
これを支払うのは勿体ないですから、制限以下のサイズのスーツケースを選ぶのがオススメです。
選ぶポイント②:キャスターは4輪タイプが使いやすい
スーツケースは2輪タイプと4輪タイプ、大きく2つに分かれます。
国内移動であれば2輪タイプでも支障ないかと思いますが、ヨーロッパへ行く場合には4輪タイプがオススメです。
2輪だと、スーツケースを傾けて移動することになりますが、これずっと持っていると結構疲れるんですよね…。
傾ける分、重量が持ち手に集中するため、4輪よりも重たく感じます。
4輪だと、傾ける方法とスーツケースを立てたまま転がして移動する方法と、2つを使い分けることができます。
選ぶポイント③:階段移動が多いため、軽さも大事
先ほどお伝えしたように、日本よりもヨーロッパの方がスーツケースを持ち運びにくいです。スーツケースは結構重さに幅があるため、出来るだけ軽いものをオススメします。
例えば、以下2つのスーツケースは容量は同じくらいですが、重量と価格に差があります。
メーカー | 品名 | 容量 | 重量 | 価格 |
サムソナイト | シーライト | 68L | 2.5kg | 85,800円 |
エース | クレスタ | 64L | 4.3kg | 20,900円 |
当然、軽い方が価格は高くなるのですが、同じくらいの容量でも2kgぐらい重さが違ってきます。
特に女性の方は、軽いスーツケースの方がストレスなく過ごせると思います。
団体旅行で、移動時は送迎バスがある場合など、荷物を車に載せられる場合は重くても大丈夫かもしれませんが、空港・駅・ホテルの階段で持って運ぶのは大変です…。
ナイロン生地のソフトタイプのスーツケースはどうなの?
ヨーロッパへ旅行するなら、ソフトタイプではなく、ハードタイプをオススメします!
ソフトタイプは軽い・価格がお手頃というメリットがありますが、
・ナイフ等で布地を切り、中身が盗まれる可能性がある
・急な雨で浸水し、中身が濡れる可能性がある
この2点のデメリットが大きいです。
国内旅行で使う分には、ソフトタイプは軽くてとても便利です。
日本にいるとあまり実感することはないですが、ヨーロッパでは日常的にスリの被害があります。スリは油断している・狙いやすい観光客をターゲットにするため、被害に合わないためにもハードタイプが良いと思います。
どうしてスーツケースのレンタルがオススメなのか?
ここまでスーツケースを選ぶポイントを見てきましたが、これらを全て満たそうとすると、スーツケースの価格は高くなりがちです。
妥協して安いものを探すよりもオススメなのが、スーツケースをレンタルできるサービスです!
理由①:軽くて扱いやすいスーツケースはどうしても価格が高くなる
先ほどご紹介したサムソナイトのシーライト68Lは85,800円でした。
海外へ頻繁に行く方なら高品質のスーツケースを買って何度も使うことができますが、日数もお金もかかるため、しょっちゅう海外旅行に行くのはなかなか厳しいですよね。
使う頻度が数回であれば、購入するよりもレンタルの方が安く済みます。
先ほどのサムソナイトのシーライト68Lを購入し、5回海外旅行に行ったとすると、1回あたり17,160円掛かったことになります。
一方、R&Yレンタルさんで同じサムソナイトのシーライト68Lを10日間レンタルすると6,030円になります。
レンタルではなくスーツケースを購入する場合、この例ですと14回海外旅行で使用すると、同じくらいのコスパになります…が、それ以下であればレンタルの方がお得。
私がオススメしたいのは、国内旅行やアジア圏への旅行に向けた小さいサイズのスーツケースは購入し、ヨーロッパやアメリカなどの長距離はスーツケースをレンタルするという方法です。
理由②:そんなに頻繁に使わないのに、スーツケースは場所を取る
私がスーツケースは買わずにレンタルすれば良かったな~と思った一番の理由は、保管場所を取ることです。
収納がたくさんあるお家は問題ないかもしれませんが、都市部にお住まいの方は結構痛いデメリットですよね。
ヨーロッパへ旅行するための大きいスーツケースには、国内旅行やアジア圏への旅行にはちょっと大きすぎます。
使う機会が限られているものに、クローゼットを占拠されてしまうのは勿体ないな…と思ったので、今スーツケースを検討されている方は、レンタルも視野に入れてみてくださいね!
スーツケースをレンタルする流れ
R&Yレンタルさんの利用方法はとてもシンプルで、流れは以下の通りです。
①webサイトで好きなスーツケースを選ぶ
②レンタル開始日と終了日を入力して、レンタルのボタンをクリック
③注文者情報を入力して申込
④宅配業者がレンタル開始日に届けてくれる
⑤パッキングして旅行へ
⑥レンタル終了日にスーツケースを梱包して宅配業者へ渡して返却
送料が無料というのも嬉しいポイント。
返却用の伝票もスーツケースと一緒に届くので、返送する時は届いたときのダンボールに梱包し、記入した伝票を貼り付けるだけでOKです。
旅行中にスーツケース破損しちゃったら弁償…?
R&Yレンタルさんのスーツケースは全て損害保険に加入されているため、旅行中に破損してしまっても無償です。修理代金のことを気にせず旅行に行けるのもいいですね。
スーツケースをレンタルする時の注意点
スーツケースが到着した日からレンタル開始となるため、レンタル開始日は余裕をもって旅行2日前にすることを推奨しています。
パッキングする時間も考慮してレンタル開始日を設定する必要があります。
レンタル期間の延長はできないため、旅行から帰ったら忘れずにスーツケースを梱包・返送しましょう。