先に結論をお伝えすると、服装はなんでもいいです!!
服装マナーは気にしなくて全然大丈夫。全身ユニクロで全く問題ないです。
というのも、演奏会は席に着いて始まったら照明は暗くなり、周囲の人の服装は誰も気にしません!みんな出演者の方を見ています。
演奏会を催す側としては、チケットを入手して周りの方に迷惑になるようなことをしなければ、十分素晴らしいお客さんです。
ウィーンやパリで演奏会を聴きに行ったこともありますが、ドレスコードがあったことは一度もありません。
でも演奏会に初めて行くからみんなどんな服を着てるか分からない…!周囲から浮くのは嫌だなぁ…
アマチュアオーケストラで10年以上チェロ奏者として活動してきた筆者が、演奏会にどんな服装で来ている人が多いか、ご紹介します!
これまで出演した演奏会は20件以上。
もちろんプロのクラシックコンサートも何度も聴きに行っています。
年代によっても人気のコーデは違ってきますので、今回は年代を「30代以下」「40代以上」の2つに大きく分けて、コーディネートを見ていきたいと思います。
10代~30代の女性にオススメの服装
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ワンピースでもスカートでもパンツスタイルでも、お好みに合わせたスタイルで大丈夫。ワンピースやスカートが好きな方は、春・夏にリゾート風のゆったりしたワンピースがオススメです。
シフォン生地は華やかさと落ち着いてる感が出るので、演奏会でもこういったワンピースを着ている方をよく見かけます。普段着に使いやすいのもポイント。
普段はカジュアルな服装が好き!という方は、こういったきれいめのパーカーやニットもオススメです。
私もそうだったのですが、普段デニムとかシャツとか、カジュアルな服が好きだと、ワンピースはどうも着慣れない…と抵抗がありました。
そんな方に落ち着いた色味の上品なパーカーやニットは、取り入れやすいのでオススメ!演奏会の場にも十分馴染みます。
40代~の女性にオススメの服装
こういったレースのインナーとカーディガンの組み合わせは、上品な雰囲気が出て、演奏会のお客さんでもよく見かけます。
レースは華やかさもありつつ、派手すぎないところが人気の理由ではないかなと思います。
冬は寒いかもしれませんが、それ以外であれば季節問わず着ることができるのも嬉しいポイントですね。
もう少しカジュアルなものだと、以下のようなゆったりしたニットも多いです。ネックレスなど、大きめのアクセサリーと合わせると、ぐっとオシャレさが出ます。秋冬にオススメのコーデです!
10代~30代の男性にオススメの服装
以下のようなシャツとチノパンのコーディネートがオススメ!
落ち着いた色味のシャツとチノパンの組み合わせは、清潔感が出るので、演奏会でも定番のコーデです。
若い世代の方であれば、デートにも使える組み合わせなので、少し素材が良いものを1着持っていると重宝します。
40代~の男性にオススメの服装
基本的にはビジネスカジュアルの服装で大丈夫です。
先ほどのような襟付きシャツとパンツの組み合わせでOKですが、秋冬であれば以下のようなコーデもオススメ!
落ち着いた色味でシンプルなデザインを着ている方が多いですね。仕事帰りにスーツで演奏会へ行くお客さんもいらっしゃいますが、こういったカジュアルな服装ももちろん多いです。
奏者側でも観客側でも、服装マナーを意識したことはない
ここまで演奏会でよく見かけるコーディネートを紹介しましたが、「服装マナーが悪い!」と感じたことや聞いたことは一度もありません。
服装マナーってクラシックコンサートに行ったことがない人が、なんとなく格式高いイメージだから、という理由で作られたのかな~と思っています。
演奏会は「音楽」を楽しむ場ですから、音に関する配慮の方がずっと重要です。
・スマホの着信音を鳴らさない
・演奏中にお喋りしたり、足音を立てない
基本的には映画館と同じように鑑賞マナーを守っていれば全く問題ありません!
おまけ:演奏会に持っていくと良いもの
なくても大丈夫ですが、演奏会へ持っていくと良いものを最後にご紹介します!
エコバック
演奏会ではA4サイズのパンフレットやチラシを手渡されます。
小さいバックだと入りきらず、手で持ち歩くのも不便なので、エコバックを持っていくと良いでしょう。
のど飴
演奏中に咳が止まらなくなったらどうしよう…と不安に感じる方もいると思います。
のど飴を口に含ませておくと和らぐので、1~2個持っておくと安心ですよ。
個包装の袋は開けるときに音が出ますし、咳が出やすい場合は、ホールに入る前に飴玉をサッと口に含ませておきましょう。