ヨーロッパへ旅行するとなると移動時間が長いため、飛行機は直行便にするか、乗継便にするか、悩みますよね。
これまで8ヵ国へ旅行したことがある筆者が、どちらがオススメか解説します!
さきに結論をまとめると、以下のようになります!
【直行便がオススメなケース】
・初めて海外に行く!
・とにかく目的地に早く着きたい!
・飛行機の乗り継ぎはまだちょっと不安がある
【乗継便がオススメなケース】
・時間が掛かってもいいから価格を抑えたい!
・経由地の散策にも興味がある!
私はどちらも経験したことがありますが、乗り継ぎ便の方が自分は良いな~と感じました。
次、ヨーロッパへ旅行するなら乗り継ぎ便を選ぼうかと思っています。
その理由も後ほど説明しますね!
直行便と乗継便はどう違うの?
直行便は文字通り、目的地の空港まで1度も降りることなく直行で到着する飛行機です。
【直行便のメリット】
- 最短時間で到着する
- 乗継便よりも事前に調べておくことも少なめ
- 客室乗務員さんに日本人の方がいる可能性が高い
【直行便のデメリット】
- 価格が高くなりやすい
- 航空会社が限られるため、出発時間など便の選択肢が少ないことも
一方、乗継便は目的地までの途中で、海外の空港に降り、待機時間を過ごして再び飛行機に乗ることです。
乗り継ぎ回数は1回が多いですが、複数回のケースもあります。
気を付けなければいけないのが、途中で海外の空港に降りた際、別の空港へ移動が必要なケースもあります。予約する前によく確認しておきましょう!
航空券の比較サイトのスカイスキャナー(https://www.skyscanner.jp/)で見ると、下の方が別の空港へ移動するパターンになります。
【乗継便のメリット】
- 価格が安く抑えられる
- 航空会社や便の選択肢が多い
- 経由地で観光する楽しみができる
【乗継便のデメリット】
- 到着までに時間が掛かる
- 航空券を予約したり、下調べする手間が増える
Transit(トランジット)とTransfer(トランスファー)って何?
トランジットとトランスファーって聞いたことあるけど、どう違うの?
経由地に降りた後、別の飛行機に乗り換えるかどうか、が違います!
Transit(トランジット)
燃料や機内食などを補給するため、目的地までの途中で一旦着陸し、補給したら再度同じ便に乗ることです。
途中で着陸はしますが、同じ飛行機に乗り続けることになります。
Transfer(トランスファー)
目的地までの途中で一旦着陸し、別の飛行機に乗り換えることです。
乗り継ぎのために、ターミナルを移動することもあります。
トランスファーの場合、便だけではなく航空会社が変わるパターンもあります。
直行便と乗継便でどのくらい価格が違うか?
航空券の比較サイトのスカイスキャナーで、直行便と乗継便の価格を調べてみました。
使い方をまとめた記事はこちら
旅行期間はハイシーズンの8/10から8/17で、東京ーフランクフルト(ドイツ)と設定し、検索してみたところ…
直行便はルフトハンザ航空で、価格は35万円くらいになりました。
かかる時間は14時間くらいですね。
一方、乗継便はキャセイパシフィック航空で、価格は23万円くらいになりました。
東京から香港国際空港へ5時間、2時間くらい待機し、2回目のフライトは12時間となります。
フランクフルトに到着するまで、待機時間も含めると大体19時間くらいのプランです。
直行便と乗継便を比較すると、1人12万円くらい差が出ました。
お盆やGW、年末年始などハイシーズンは価格の差が大きくなります。
12万円あったらもっと良いホテルに泊まれそうだ、
うーん悩むなぁ…
ハイシーズン以外ではどのくらい差があるか、も見ていきましょう
旅行期間を6/15から6/22に変更して検索してみます。
航空会社は先ほどと同じに設定し、調べてみました。
すると、直行便は25万円くらい
乗継便は20万円くらいとなりました。
先ほどのハイシーズンでは12万円ほど差がありましたが、6月では5万円くらいの差に縮まりました。
直行便はハイシーズンとそれ以外で、価格がかなり違うことがポイントになります。
今回は比較しやすいよう、同じ航空会社で検索しましたが、航空会社によって価格も幅があります!乗継であれば、もっと安いプランも出てきます。
スカイスキャナーを使うと簡単に航空券の比較ができますので、行きたい旅行先を指定して検索してみてくださいね!
~乗り継ぎ便に乗ってこんなサービスを受けられることも~
以前、チェコへ旅行した際に乗継便を使用しました。
エミレーツ航空でドバイを経由する便だったのですが、お得なサービスを受けることができた!という話をご紹介します。
エミレーツ空港のサービスの1つに、「ドバイ・コネクト・サービス」というものがあります。
乗り継ぎ時間が8時間を超える場合、エミレーツが無料で宿泊先、ホテルまでの送迎、入国ビザ、食事券を手配してくれるというもの。
えっ無料!?
事前に予約すれば無料で宿泊できるってこと!?
使おう!!!
と思い、ドバイ空港に着いてドキドキしながら「ドバイ・コネクト」のカウンターへ
搭乗チェックイン時にもらったバウチャーを見せ、本当に無料でホテルの一室へ案内されました。
空港チェックインで預けた荷物は引き取る必要はなく、預けたまま身軽な状態で散策できます。
乗り継ぎ時間に遅刻しないように…というドキドキ感はありますが、ホテルのベットで横になって休息できるのはありがたい!!
ドバイの気候は想像以上に暑いとか、送迎バスから見る景色とか新鮮で、待機時間が短く感じました。
乗り継ぎがある場合には、どんな過ごし方ができそうか下調べしてから予約することをオススメします!免税店がたくさんある空港であれば、ウィンドーショッピングを楽しんで過ごせますが、何もないと時間を持て余してしまうので…。
私が乗り継ぎ便が良いと思った理由
私の体感では、意外と直行便より乗継便の方が楽に感じました。
私は飛行機の中であまり眠れないので、映画を観たりゲームしたりしますが、ずっと座っているときつい…。乗り継ぎがあると、1本目のフライトは9時間くらい、2本目は5時間くらい、と分散されて、経由地で気分転換ができるので、フライトが短く感じました。
どこでも眠れるタイプだから、飛行機に乗っている間は寝てるよ!という方は直行便の方が良いかもしれませんね。
乗継便の方が時間は掛かりますが、経由地で散策が楽しめて、10万円くらい安いなら乗継便の方がいいな、と私は思いました。
まとめ:飛行機は直行便と乗り継ぎ、どっちが良いの?
【直行便がオススメなケース】
・初めて海外に行く!
・とにかく目的地に早く着きたい!
・飛行機の乗り継ぎはまだちょっと不安がある
【乗継便がオススメなケース】
・時間が掛かってもいいから価格を抑えたい!
・経由地の散策にも興味がある!
いかがでしたでしょうか?
ヨーロッパ旅行は時間も掛かるし、航空券も決して安くないため、どのフライトを選ぶか迷いますよね。
行きは直行便、帰りは乗継便、のように組み合わせにすることもできます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。