日商簿記2級、少なくとも3級を取得する!
日商簿記ってなんですか??
簿記は、会社が儲かっているか、どのくらい財産を持っているか、を分かるようにする技能です。
その知識の習得度を測るのが「日商簿記検定」となります。
正社員で経理に転職したい方は簿記2級、経理のパート職に就きたい方は3級を取得することを強くオススメします。
~筆者の経歴紹介~
内容に入っていく前に、まずは自己紹介させてください。
- 大学を卒業後、メーカーで営業事務を担当
- 営業事務の仕事は自分に合っていないのでは…と悩む日々
- 日商簿記検定2級を取得して、経理に転職
- メーカーの経理社員として5年以上勤務
- 主任として新入社員の指導も経験
どうして日商簿記を取得すると良いの?
専門用語が多く、知識ゼロから職場で教えるのは大変
経理の仕事では、日常生活ではあまり使わない専門用語も多く出てきます。
「去年の総勘定元帳を参考にしながら、売掛金の計上をお願いします。」
というように、上司から指示されることがあります。
その専門用語を1つ1つ聞いていたら教える方も時間が掛かってしまいますね。
経理の募集に未経験者2人が応募したとして、
勉強して日商簿記検定2級を取得しました!という方と、知識ないけれどこれからがんばります!という方、どちらを採用するでしょうか?
前者の方と働きたいなと思いますよね。
これが未経験で経理に転職する際に、大きな差になってくる訳です。
未経験から経理になりたい人は多い
経理を含む事務職はとても人気が高いです。
厚生労働省によれば、2022年6月時点の事務的職業の有効求人倍率は0.41倍。
これは、仕事を探している方1人に対し、0.41件の求人しかない。
求人数よりも求職者の方が多いことを示しています。
経理職が人気の理由は、
- ワークライフバランスがとりやすい
- どの会社でも経理は必要な部署であり、経験者は転職しやすい
- 事務職の中でも収入が高め
などが主になってきます。
特に別の業界でも転職しやすい、というのは他の職種にはなかなかない魅力かなと思います。
簿記はどうやって取得するの?
日商簿記検定試験は、日本商工会議所が主催しています。
毎年2月、6月、11月の3回実施されるペーパー試験と、3級と2級は随時受験できるネット試験も実施されています。
試験は100点満点で70点以上とれば合格となります。
まずは簿記3級に合格できるようスタートしましょう!
簿記はどうやって勉強するのが良い?
オンラインで学べる通信講座とハローワークの職業訓練がオススメ!
もちろん本屋さんに行けば日商簿記対策のテキストや問題集はたくさんあります。
本で勉強して試験に合格することも可能ですが、問題は続けられるかどうか。
通信講座は動画で分かりやすく解説してくれること、
模擬試験という形で本番のように練習できることが大きいです。
通信講座なら「クレアールの簿記通信講座」がオススメ
試験に出やすい範囲、つまり基本となる部分に集中して学習することで、最短時間で合格を目指すコンセプトになっています。
未経験から経理に転職したいけど、時間がない方にピッタリです。
分からないことをメールや電話で質問できる安心感も大きいですね。
公式サイトで料金やコース内容をチェック!
未経験から経理へ転職:日商簿記検定2級に合格しましょう
簿記を勉強することで、自分が経理の仕事に向いているか?苦にならないか?も分かります。
資格を取得すればこれからずっと履歴書に書けるので一石二鳥!
応募してもなかなか採用されない…
経理の仕事に興味あるけど、自分に合ってなかったらどうしよう…
と悩む気持ちも分かります。一歩踏み出すのは勇気要りますよね。
まずは本屋さんで簿記のテキストに目を通してみる、など小さな一歩から初めてみましょう